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サッカーのVARは賛否両論!賛成・反対それぞれの意見

VARとは「ビデオ・アシスタント・レフェリー」のことです。サッカーの試合において、判定の難しいプレーが合った場合に行われる、ビデオ判定システムを意味します。2017年から正式な運用がスタートし、近年は試合で活用される場面もたびたびあり、おなじみになりつつあります。しかしこのVAR、サッカーファンの間では賛否が分かれているシステムなのです。

まずは賛成派の意見です。賛成派の意見として多いのは「判定がより正確になることで誤審が減る」というものです。サッカーは世界各国で人気を集めるスポーツとして、長い歴史を持っていますが、その歴史の中ではたびたび誤審が発生しています。ゴールの判定、PKの判定など、得点に直接絡む可能性があるものも多く、誤審は試合の勝敗にまで大きな影響を与えるものなのです。

ただし、VARを利用すれば、人の目で見逃してしまったプレーでもほぼ確実に正しい判定をすることができます。誤審に悔しい思いをしてきたサッカー関係者やファンにしてみれば、これは非常に喜ばしいことだと言えるでしょう。一方、反対派の意見は「VARで試合の流れを止められると盛り下がる」というものが多くなっています。
VARには一定の時間がかかるため、判定中は試合を一旦中断することになります。試合が盛り上がっているところで中断されることに不満を抱くファンも多いということです。便利なシステムながら、未だ賛否の議論が巻き起こることもあるVAR。あなたはどのように感じますか。